こんにちは、チャボです。
ログハウスに住んでみたいけど、自宅として住むならやっぱり気になるのはその耐久性です。
「木で出来てるから時間が経つと腐っちゃうんじゃないの?」という疑問はもっともだと思います。
結論から言うとログハウスはメンテナンスを怠らなければ100年以上の耐久性がある言われています。
今回はなぜ木で出来ているログハウスが100年以上の耐久性があるのかについて解説したいと思います。
- ログハウスの耐久性
- ログハウスを長持ちされるために大切なこと
ログハウスの耐久性
ログハウスって木で出来ているから長く住んでると腐っちゃうのかな?
ログハウスはメンテナンスを怠らなければ100年だって住むことが出来る、とても耐久性が高い建物なんだ。日本最古のログハウスと言われる正倉院は1400年以上の歴史があるよ!
ログハウスは適切なメンテナンスを行えば100以上の耐久性を持った建物です。ログハウスに使用される木材は伐採後、乾燥していくことでどんどん強度を増します。樹齢100年の木材は強度が最高になるのに樹齢と同じ100年かかると言われます。つまり、100年後が一番強度が高い状態になるのです。
日本最古のログハウスは1400年以上の歴史あり
日本最古のログハウスと言われているのが奈良県にある法隆寺の正倉院です。正倉院は校倉造というログハウスと同じ木材を積み上げる工法で建築されています。正倉院は759年に建立されたといわれており1200年以上の歴史があります。
つまり、メンテナンスをしっかり行えば100年ぐらいは簡単に耐えることが出来るのです。
ログハウスは年月を経るごとに魅力が増す
一般住宅は新築時が一番きれいで価値が高い状態です。年月が経てばどんどん劣化し価値も下がっていきます。
しかしログハウスは年月を経るごとにアンティーク家具のように味が出てきて魅力が増していきます。これはログハウスの大きな魅力にひとつと言えます。
チャボも築20年以上のログハウスを見学させてもらう機会がありましたが、とても味のある素敵なお宅でした。自分の家を育てていくという感覚を味わえるのはログハウスならではの魅力です。
ログハウスを長持ちされるために大切なこと
ログハウスは耐久性がとても高いことはわかったけど、長持ちされるためにはどうしたらいいの?
ログハウスを長持ちされるために大事なことは定期的なメンテナンスと日々の生活での気遣いだよ。どんなことに気を付けたら良いか説明していくね。
定期的なメンテナンス
ログハウスを長持ちさせるためにもっとも重要なことは定期的にメンテナンスを行うことです。その中でもっとも重要なのは外壁の塗装です。
塗装は紫外線や雨、さらに腐食菌などから外壁を守る防護膜の役割を果たしています。しかし塗装膜は経年劣化して性能が落ちてきてしまうため上塗りして塗膜が正常な状態をキープする必要があります。
ログハウスが建築されている環境にもよりますが、3年から5年程度の周期で塗装を行う必要があります。
塗装は問題が発生する前に再塗装することが重要だよ!塗装が剝がれてきてから塗るのでは遅いので注意が必要だよ!
その他にもセトリング対策の通しボルトの増し締めや薪ストーブがある場合は煙突の掃除などが定期的なメンテナンスとして必要になってきます。
定期的なメンテナンスについてさらに詳しく知りたい方は次の記事を参考にしてみてください。
日々の生活での気遣い
ログハウスを長持ちさせたいのであれば日々の生活の中での気遣いも大事です。
木材は水に弱いため、キッチン・洗面所などの水回りの劣化が早くなります。
洗い物や手洗いをした際に水が飛び散った場合はふき取る、濡れたタオルが木材にずっと触れているといったことが起こらないようにするなどのちょっとした気遣いがログハウスを長持ちされるために有効になってきます。
又、ログハウスの床材には無垢材が使用されていることが多いですが、無垢材は塗料やワックスを塗っていないと簡単に汚れがしみ込んでしまいます。透明塗料やワックスを塗って汚れや水から守るように心がけましょう!
まとめ
今回はログハウスの耐久性について解説しました。
ログハウスはメンテナンスをしっかり行えば100年以上住み続けることが出来る魅力のある建物です。
一般住宅と違い、塗装などのメンテナンスの周期は短いですので定期的に手をかけてあげる必要がありますが、再塗装などのメンテナンスを家族行事などとして楽しめるといいですね。手をかけてあげると愛着も増すと思います。
丁寧にメンテナンスをすることで味のある愛着がわく素敵な住まいになること間違い無しです。
詳しいメンテナンス方法について次の記事も参考にしてみてください。