こんにちは、チャボです。
ログハウス建築に興味を持ったらまず気になるのがログハウスの価格ですよね。
一般住宅は大体どれぐらいの価格かわかるけどログハウスとなるとちょっと想像つかないよねって方が多いと思います。
結論から言うとログハウスの決して安い建物ではありません。
しかし、ログハウスは価格に見合った十分な魅力がある建物です。
この記事ではログハウスの価格相場、種類による価格の違い、ログハウスメーカーのおおよその相場感、チャボ家のログハウスの坪単価などについて解説していきたいと思います。
この記事を読めばログハウスの建築にかかるおおよそのコストを把握することが出来ます。
この記事がおすすめな方
- ログハウスに興味のある方
- ログハウス建築にどれぐらいのお金がかかるか知りたい方
- ログハウスの種類やメーカーによる価格差が知りたい方
- ログハウスの価格相場
- ログハウスの種類による価格の違い
- ログハウスメーカー毎の相場感
- チャボ家ログハウスの坪単価
ログハウスの価格相場
ログハウスって一体いくらぐらいあれば建てられるんだろう?
一般的なログハウスの坪単価は40万円~120万円程度と言われているよ!もちろんどんなログハウスを建てるかによって大きく変わってくるから注意してね!
ログハウスは一般的に坪単価が40万円~100万円程度と言われています。「なんでこんなに幅があるの?」と思われるかも知れませんが、一言でログハウスと言っても様々なものがあります。まずはログハウスの価格を左右するものを4点紹介したいと思います。
価格を左右するのは種類・メーカー・木材・設備の4点
ログハウスの価格を左右する大きなポイントとなるのは次の4点です。
- ログハウスの種類
- ログハウスのメーカー
- ログ材の仕様
- 住宅設備のグレード
ログハウスの種類
まずログハウスの価格を左右する要因の1つ目はログハウスの種類です。
ログハウスの種類は大きく分けて次の5つがあります。
- ハンドカットログハウス
- マシンカットログハウス
- ポスト&ビーム
- ティンバーフレーム
- パネルログ
ログハウスは太い丸太を多く使う順番で価格が高くなります。特にハンドカットログハウスやポスト&ビームに使用される丸太は職人が手作業で切り出すため価格も高くなってしまいます。
価格が高い順番
- ハンドカットログハウス
- ポスト&ビーム
- ティンバーフレーム
- マシンカットログハウス
- パネルログ
ログハウスの種類についてもっと詳しく知りたいという方は次の記事を参考にしてください。
ログハウスのメーカー
ログハウスの価格を左右する要因の2つ目はログハウスのメーカーです。
建築されるメーカーによってもちろん価格は変わります。
ログハウスメーカーには大きく分けて3つの種類があります。
- ログビルダー型
- 自社一貫型
- フランチャイズ型
ログビルダー型は小回りが利き、人件費が安くなる傾向があります。
自社一貫型は地域密着型で自由設計に対応していることが多く、価格面では一番コストがかかります。
フランチャイズ型はログ材を工場生産したり施工マニュアルを作成するなどして品質・コスト面を安定されています。モデルプランでの施工が多く、アレンジプランは割高になる可能性があります。
ログ材の仕様
ログハウスの価格を左右する要因の3つ目はログ材の仕様です。
ログハウスは木材を大量に使うためどんな種類に木材を使用するのか木材の厚みはどれぐらいかによって大きく価格が変わります。
ログハウスに使用される木材の種類は様々です。
国産材であれば「杉」「ヒノキ」輸入材であれば「パイン(欧州アカマツ)」、「ダグラスファー(米松)」「ウエスタンレッドシダー(米杉)」などの種類があります。
「杉」、「パイン」は比較的安価で「ヒノキ」、「ウエスタンレッドシダー」は高級材のため価格が高いです。
又、ログハウスは各メーカーによってログ材の厚みが様々な点は注意が必要です。
厚ければ厚いほど断熱性に優れますがもちろん価格は高くなります。
雪の降らない地域であれば100mm程度あれば十分ですが、メーカー毎でこだわりもあり、太いログ材を使うメーカー、細いログ材を使うメーカーがあります。
住宅設備のグレード
ログハウスの価格を左右する要因の最後の4つ目は住宅設備のグレードです。
これはログハウスに限った話ではありませんが、キッチン、水回りなどの住宅設備のグレードにどんなものを使うかによって価格は大きく変わります。
自由設計の場合、ほとんどのメーカーの設備を選択できるので価格アップの要因になりがちです。
ログハウスの種類による価格の違い
ログハウスって一言で言ってもいろんな違いがあるから値段も様々なんだね。ハンドカットやマシンカットの価格ってどれぐらいなんだろう?
次はハンドカットログハウス、マシンカットログハウス、ポスト&ビームのそれぞれの坪単価について解説していくよ!
次に各ログハウスの種類毎の価格について解説したいと思います。各ログハウスの坪単価をk記載していますが、3LDKの2階建て(ロフト)の30坪程度の住宅を想定しています。
先に紹介したログ材や住宅設備にこだわれば紹介した坪単価よりもっとかかるでしょう。
ハンドカットログハウスの坪単価は80万~120万
ハンドカットログハウスの坪単価は80万円~120万円ほどと言われています。ハンドカットログハウスは太い丸太を職人の手で切り出して使用しますし、ウエスンタンレッドシダー(米杉)などの高級材を使用されることも多いためログハウスの中では一番高級な仕様と言えます。
マシンカットログハウスの坪単価は40万~70万
マシンカットログハウスの坪単価は40万円~70万円ほどと言われています。マシンカットは機械による加工を行うのでハンドカットやポスト&ビームに比べログ材の加工費は安くなります。又、フランチャイズ型のメーカーはモデルプランとして設計コストを抑えたモデルも準備しているためログハウスの中では比較的安価になります。
ポスト&ビームの坪単価は70万~100万
ポスト&ビームの坪単価は70万円~100万円ほどと言われています。ポスト&ビームとはポスト(柱)とビーム(梁)を組み合わせたいわゆる在来工法と言われる建築方法で建てられますが、柱と梁に太いログ材を使用するためログハウスに分類されます。柱と梁に使用される存在感のある丸太は職人によって切り出されたログ材のためすべてを丸太で積み上げるハンドカットログハウスに比べれば安価ですが、比較的高価な建物になります。
ログハウスメーカー毎の相場感
ログハウスメーカー毎でも値段が違うって話だけど実際どれぐらい違うのかな?
ログハウスの価格はログハウスメーカーによって大きく違うよ。各ログハウスメーカーの代表的なモデルをベースに比較してみたから参考にしてみてね!
ログハウスメーカー毎の価格比較表
メーカー名 | メーカー種類 | ログハウスの種類 | 坪単価 |
BESS | フランチャイズ型 | マシンカット | 50万~80万 |
TALO | フランチャイズ型 | マシンカット | 60万 |
夢木香 | 自社一貫型 | ハンドカット マシンカット ポスト&ビーム | 70万~80万 |
フェニックスホーム | フランチャイズ型 | マシンカット | 40万~50万 |
ANA-LOG | ログビルダー型 | ポスト&ビーム | 60万~80万 |
ウッディー | 自社一貫型 | マシンカット | 70万~80万 |
ランタサルミ | フランチャイズ型 | マシンカット | 80万~100万 |
マルアサ工房 | 自社一貫型 | ハンドカット マシンカット ポスト&ビーム | 60万~70万 |
坪単価についてはあくまで参考です。
ログハウスの価格はメーカーによって大きく価格差があることがわかると思います。
もちろん価格だけではログハウスメーカーは決められません。
ログハウスメーカーを決めるうえで大切なことについては次の記事を参考にしていただければと思います。
チャボ家のログハウスの坪単価
ここまでお話してきてみなさんそろそろ思っていますよね、「一般的な話はいいから実際チャボの家はいくらかかったのよ!」「生の数字を知りたいんだよ」という声が聞こえてきそうです。
実際にチャボ家はどのぐらいかかったかをお伝えします。
チャボ家のログハウスの坪単価は106万円です。
チャボ家は平屋なのと家そのものがあまり広くないので坪単価にするとかなり高額になってしまいます。一般的な2階建ての広いログハウスであれば坪単価はもっと下がったはずです。
まとめ
ログハウスの価格について解説しました。
ログハウスの価格相場は40万円~120万円ほどです。ログハウスの種類、メーカー、ログ材の仕様、住宅設備のグレードによって大きく違ってきます。
ハンドカットログハウスの相場は80万円~120万円、マシンカットログハウスの相場は40万円~70万円、ポスト&ビームの相場は70万円~100万円ほどになります。
ログハウスは一般的なハウスメーカーと比較しても決して安くない建物だと言えます。
しかし、ログハウスには価格に見合った価値があります。
ログハウスの費用についてさらに気になった方は近日公開予定の「ログハウスへの道 予算編」を参考にしてみてください。
ログハウスの魅力についてもっと知りたいという方は次の記事を参考にてしてみてください。