こんにちは、チャボです
みなさん家計管理で毎月の支出は減ってきていますか?
目標に向けて家計管理をしているんだけどなかなか無駄遣いがやめれなくて困っている人もいるのではないでしょうか。
そんな人に今回は無駄遣いを減らす方法として「お金がたまる7つの質問」を紹介したいと思います。
チャボも買い物をするときにはこの質問を毎回自分にするようにしています。これでかなりの無駄遣いは撃退出来ています。
- 無駄遣いを減らす方法 お金が貯まる7つの質問
- 7つの質問を使うおすすめタイミング
お金が貯まる7つの質問
お金を貯める方法としておすすめなのは買い物の時に次の7つの質問を自分自身に問いかけることです。
きっと、無駄遣いが減って満足度の高いお金の使い方が出来るはずです。
- 買う余裕があるのか?
- いくら稼がないといけないのか?
- 何時間と交換しているのか?
- 配当金換算で元本がいくら必要か?
- 他のもので代替え出来ないか?
- 1回あたりいくらになるか?
- そのお金の将来の価値はいくらか?
買う余裕があるのか?
まず1つ目の質問は「買う余裕があるのか?」です。
「買える」ということと、「買う余裕がある」というのは全然違う状態です。
例えば貯金が10万円あるとして9万円のブランドバッグは「買える」けど、「買う余裕がある」わけではないことは感覚的にわかると思います。
ゆとり費は人生を豊かにする支出ですが、なんでもかんでも好きなものを買っていてはいつまで経ってもお金は貯まりません。欲望に優先順位をつけることが必要になります。
チャボ家では買う余裕があるかどうかを判断する基準を2つ設けています。
- 総資産の5%未満か
- その買い物をしても収入の10%が貯蓄出来るか
総資産の5%未満かどうかは例えば貯蓄が1,000万円の場合、50万円までは買う余裕があると判断しています。
その買い物をしても収入の10%を貯蓄出来るかについてはと例えば手取り年収が300万円とした場合、その買い物をしても年間で30万円貯金が出来る余力がある場合は買う余裕があると判断します。
必ずしも上記に当てはまらないと購入しないというわけではないですが、上記の基準を超えているものについては無理な買い物をしていると自覚することが大事です。
ちなみに収入の10%を貯蓄するという考え方はアメリカのベストセラー「バビロンの大富豪」という本を参考にしています。黄金に愛される7つの教えについて書かれています。古代バビロニア帝国を舞台にしたお話ですが現代の資産形成にも非常に通じるところのある名著です。内容が気になる方は次の記事を参考にしてみてください。
https://chaboblog-loghouse.com/%e3%83%90%e3%83%93%e3%83%ad%e3%83%b3%e3%81%ae%e5%a4%a7%e5%af%8c%e8%b1%aa/いくら稼がないといけないのか?
2つ目の質問はいくら稼がないといけないのか?です。
さて、ここで問題です。200万円の車を購入するにはいくら稼がないといけないでしょう?
先生どうしちゃったの?200万円の車を買うには200万円稼げばいいに決まってるじゃんか!
それは不正解だよ!サラリーマンや公務員は税金と社会保険料を20~30%引かれるから年収で考えると少なくとも240万は稼がないといけないんだよ!
我々が買い物をする際に支払う代金は年収ベースで考えるともっと高いのです。
サラリーマンや公務員は税金と社会保険料で20~30%ほど引かれてしまうため
例えば年収が500万円だった場合、手取り収入は350万円ほどです。
つまり500万円稼いでも3割減の金額しか使えないのです。
3万円の服を買うときもこれを買うには3万9千円稼がないといけないと年収ベースで考えるクセを付けると無駄な買い物をしてしまうことも減ってきます。
値札の3割増しの金額でもほしいと思える商品だったら、きっと満足度の高い買い物になるので買っても良いでしょう。
何時間と交換しているのか?
3つ目の質問は何時間と交換しているか?です。
次は時給ベースで考えてみましょう!
時給は次の計算式で計算式で計算できます。
時給計算
総収入÷総労働時間=時給
つまり総収入が500万円で総労働時間が2,000時間の場合
500万÷2,000時間=時給2,500円
つまり200万円の車を購入する場合は800時間分の労働と引き換えにすることになります。
しかも注意しなければならないのは2つ目の質問の年収ベースで考えた場合は3割増しの1,040時間の労働と引き換えにしていることになるです。
これは純粋な労働時間だけを考えていますが通勤のための時間などを含めるともっと多くの時間を引き換えに購入することになるのです。
配当金換算で元本がいくら必要か?
4つ目の質問は配当金換算で元本はいくら必要か?です。
配当金って何?
株式を持っているともらえるお金だよ。配当金とは会社が株主に対して利益を還元するものなんだ。
証券口座に株式を持っていると定期的に配当金を受け取ることが出来るものがあります。
ここでは、買い物をする金額分配当金をもらおうと思うとどれぐらい元手がいるのかを考えてみましょう。
配当金の利回りが5%(税引後4%)の場合
3万円の服を配当金で賄おうとした場合の投資元本は
3万円÷4%=75万円 投資元本は75万円必要
今回例にあげた3万円の服は75万円の投資元本から得られる不労所得と同等の価値があるということです。
つまり75万円分の利回り5%(税引後4%)の株式をもっていれば毎年3万円の買い物が出来るということです。
無駄遣いをせずにまずは不労所得を得られる資産を購入したくなってきたのではないでしょうか。
他のもので代替出来ないか?
5つ目の質問は他のもので代替えできないか?です。
例えば今まで例にあげた車などは街乗りするのであれば自転車などで代替えすることが可能です。
何かほしいと思ったときはまず自分の手元になるものの中で同じ用途を賄えるものがないか考えてみましょう!
又、ものを購入する際に1つ2役で使えるようなものを選んで購入することをおすすめします。節約にもなりますし、収納スペースも1つ分減らすことが出来るからです。
一回あたりいくらになるか?
6つ目の質問は一回あたりいくらになるか?です。
例えば200万円の車を買って10年乗るとします。1年あたり240日乗った場合、1回あたりの費用は次のようになります。
200万円÷(240日×10年)=約833円
つまり車に乗るのに一回当たり833円を毎回支払っているのと同じことになります。車の場合はガソリン代や税金・保険料などが維持費としてかかるため一回あたりの費用はもっと高額になります。
もし一回当たりの金額が高いと感じたなら、その買い物はおすすめ出来ないものかもしれません。
そのお金の将来の価値はいくらか?
7つ目の最後の質問はそのお金の将来の価値はいくらか?です。
例えば3万円の服を買おうと悩んでいるとします。この3万円の将来の価値はどれぐらいになるでしょうか。
仮にこの3万円を年利5%で運用出来た場合、30年後この3万円は13万円弱になります。
たった10万かと思うかもしれませんが、こんなカンジで買い物を減らして毎月10万円ずつ積み立て投資を行った場合30年後には8,100万円というとてつもない金額になるのです。
少ない金額も積み重ねることが大事です。
7つの質問を使うタイミング
7つの質問を使うおすすめタイミングは次の2つです。
- 買い物をするとき
- 家計簿をつけるとき(家計管理をするとき)
7つの質問を使うおすすめのタイミング1つ目は買い物をするときです。
ほしいものを衝動買いしそうになった時にぜひ立ち止まって7つの質問で自分自身に問いかけてみてください。
7つの質問を使うおすすめのタイミング2つ目は家計簿をつけるときです。
家計簿をつけるときにその買い物について振り返って考えてみてください。無駄な買い物だったなと感じたときはそれを次回に買い物に活かしましょう!
家計管理方法について次の記事で解説しているので参考にしてみてください。
まとめ 7つの質問を使って賢く買い物しよう
今回はお金が貯まる7つの質問について解説しました。
買い物をするとき、家計簿をつけるときにお金が貯まる7つの質問を使って無駄遣いを減らしていきましょう!
7つの質問で買うことをやめた場合も満足度は下がりません。なぜなら、その買い物以上に大事な何かに気づいたから買い物をやめたわけですから、買おうとしたものの代わりにその大事な何かを手にいれているため満足度は下がらないのです。
しかし、7つの質問を乗り越えてそれでもほしいもの出会ったときは迷いなく購入することをお勧めします。
その買い物はめちゃくちゃ満足度の高い買い物になるはずだからです。
ゆとり費の見直しが皆さんの目標に近づくのに役立てば幸いです。
思い立ったら即行動で頑張っていきましょう!